宅建受験者が受けるべき講座(移行講座)


1 内容

宅建試験を受験される方、受験された経験が過去にある方、または最近宅建試験に合格されている方を対象とした講座となります。具体的には、宅建試験の出題範囲と重なる部分を省き、賃貸不動産経営管理士試験ならではの法令等(賃貸住宅管理業法、消費者契約法、弁護士法、建築基準法の詳細な単体規定、会計学等)に焦点を当てて、講義するインプット講座となります。

2 目的

同年度に宅建試験を受験する方にとって、近年の宅建試験内容の難問化傾向からいって、併行して学習することはかなりのリスクを伴います。一部の超天才を除き、宅建試験当日までは宅建試験受験のための学習に集中し、試験が終わった次の日から賃貸不動産経営管理士試験の学習をスタートするのが普通です。ただ、学習期間は3週間程度しかありませんので、効率よく短期間で合格レベルにもって行く必要があります。
そこで、本講座では、宅建試験受験の学習ですでに学んだ民法及び借地借家法・不動産登記法・建物区分所有法、建築基準法については省略し、宅建試験受験の学習では学ばなかった法令等の知識と重要ポイントを一気に解説して、合格ラインに誘うことを目的としています。

また、すでに宅建資格をお持ちの方で、受験勉強レベルの知識が記憶に残っている方の場合も前記と同様の効果が得られます。

 

3 使用教材

・これで合格賃貸不動産経営管理士要点整理
・賃管士合格アプリ』
・賃貸不動産管理知識と実務(公式テキスト)(推奨)

 

4 日程・カリキュラム

講義時間:10:00~18:00(両日程)

  10月26日 10月27日
10:00~11:00 賃貸住宅管理業法(登録制度①) 金銭の管理
11:10~12:10 賃貸住宅管理業法(登録制度②) 賃貸住宅の維持保全①※
13:10~14:10 賃貸住宅管理業法(サブリース規制①) 賃貸住宅の維持保全②※
14:20~15:20 賃貸住宅管理業法(サブリース規制②) 入居者の募集・入退退去
15:30~16:30 賃貸借契約・標準契約書 原状回復ガイドライン
16:40~17:40 破産と賃貸借・当事者の死亡・特別の賃貸借 コンプライアンス
17:40~18:00 確認テスト 確認テスト

※ 建築基準法については、宅建試験の出題範囲と重ならない部分についてのみ講義します。

 

4 対象

この講座は、以下の方に向いています。

1. 同年度の宅建試験を受験する方
2. 昨年度の宅建試験に合格されている方

なお、宅建試験とのダブル受験は、とても受験効率がよいのでお勧めです。2年間学習するのではなく1年間でダブル、さらにはトリプル(投資不動産販売員や管理業務主任者等)で取得を目指す方が学習も楽になります。ただし、それぞれの試験内容の特徴を押さえておかないと、時間を無駄にすることになるので、プロの私達にお任せ頂ければ幸いです。